艶麗な夜華

恭也の対応はいわゆる飴とムチ。


そういうのに女子は弱いのかなぁ?なんて思っていると、


「いらっしゃいませ」


愛華が店に来た。


「えっ、愛華さんじゃん…」


「あっ、本当だ」


そんなひそひそ声が聞こえる中、


愛華が恭也に挨拶をする。



「久しぶり恭也!」



それはそれは爽やかな笑顔の愛華。


それに比べ恭也は真顔で、



「まぁ座れよ」



無愛想。





愛華はあたしの頭に触れると、


綺麗な笑顔を見せる。



「ごめんね待たせて」



「あっうん、お疲れさま」



「お疲れさま」



カウンターから出てくると愛華のコートを預かるキン。



「お久しぶりです」



「久しぶり。


此処で働いてたんだ」



「自分はずっと恭也さんについて行くって決めてたんで」