艶麗な夜華

そして土曜日。


出勤前に恭也の店の片付けをするあたし。


今日も大量のグラスを急いで洗い、


いつもの時間に恭也が店に来る。



「ボックスのテーブル拭くの忘れるなよ」


「うん。あのさぁ……」


言いにくくてずっと言っていなかった愛華と此処に来る事。



「どうした?」



ネクタイを付ける恭也は、


あたしの方を向かない。


「あの……ね、愛華が此処に飲みに来るって……」


「いつ?」


「今日……あたしも一緒に……」


「1時には店閉めるぞ」


「いいの?」


「断る理由がない」