艶麗な夜華

家の前につき、


車から降りるとお礼を言う。



「ありがとうね!」



「あぁ」


時間は12時過ぎ。


日曜日の今日。


これからの予定は……なし。


なんとなく空しい気持ちに、


ドアを閉める手が止まる。



「あのさぁ……今日ってなにか予定ある?」



「はぁ?なんでだ?」


「んーと……その……あたし暇だから……」


「お前の暇に、この俺を付き合わせる気かよ」


「ん…、す、凄い言い方だね……」


「暇があるなら仕事でも探せ!

火木日はバイト入ってないんだろ?」


「そんなに働いたら体がもたないよ!」