艶麗な夜華

初めて恭也に会った日の事を思い出したあたし。



恭也が運転する車の助手席には、


色の白い弱々しい女性が乗っていた。



「そう言えば恭也!


彼女がいるのにあたしの事家に泊めて……


マズかったんじゃない?」



するとヤスがあたしを怒鳴る。



「呼び捨てするな!ぶっ殺すぞ!」



恭也は真顔であたしを見ると、


冷めた口調で話す。



「俺に女はいない」



「えっ?じゃあ、あの人は?


初めて会った時、


女の人と一緒にいたでしょ?」



「お前には関係ない」



「そんな言い方しなくてもいいじゃん」