「やよいー!やーよーいー!」
私を呼ぶ声が、する
「ばか!起きろ!」
??
「なに?」
私は寝ぼけ半分に答える
「何?じゃねーよ!ふざけんなよ!学校!今日学校だから!!」
そうだった・・・
私は一気に憂鬱になる

私の名前は立花弥生(たちばな やよい)
高校生2年生の人間女子です
そして、
こっちで声を荒げて叫んでるのが
天川仁(あまがわ じん)
人間年齢は同じく17歳だそうだ
ん?あー、そうだね
普通は年頃の男女が同棲生活(?)なんて、世間的にも許されないだろう
だが!安心してほしい
それは、人間同士の場合だ!
ん?何がいいたいかって?
つまり、この天川仁は・・・

妖(よう)である

よう?って何?
つまりは妖怪だねw
あーでも、厳密にいうと妖と妖怪は少し違うんだよね
妖怪は世間一般の小豆洗いとか、鬼とかだね
そして、妖は・・・
姿形は人間!でも、能力値は圧倒的に妖が上、そして、普通の人間には見えない
こんなとこかなー?

じゃあ、私は何で見えるのか?
それは

私が普通じゃないから

・・・・。
おっと!トラウマモードになりそうだったよ。危ない危ないw
まぁ、それはそのうち分かるよ
きっと・・・

「おい!聞いてんのかよ!おいー、やよい!寝るなバカ!おーきーろってーの!!」
バサッ
そして、私の毛布が奪われた・・・