キセキ〜君に出会えた3ヶ月〜

『ま、まーちゃん…?』




合ってるかどうか分からないから疑問形になってしまった。




向こうはそこまで気にしてない様で、まーちゃんって言っただけなのに嬉しそうに顔をほころばせた。





舞「久しぶりだね!元気にしてた?」




この質問は返事に迷ってしまった。




元気じゃないって言えば心配かけちゃうし、元気って言えば嘘になるから…。




それを見兼ねた圭哉が口を挟んだ。




圭「姉ちゃんと茜音って知り合いなのか?」




『うん。知り合い。というか、私の数少ない友達。』




圭「へ〜。あ、あまり廊下で話すのはよくないと思う。」




そう言ってわたし達を私の病室の中に押し込んだ。