キセキ〜君に出会えた3ヶ月〜

そう言えば樹斗が私の余命を知ったとき、泣きそうな顔してたね。




まだ死なないのに。




?「圭哉?誰なの?その子。」




さっきまで圭哉のそばにいた綺麗なお姉さんが圭哉の服を引っ張ってた。




そして、私の顔をじーっと見ると、固まった。




私も、お姉さんの顔を見て、固まってしまった。




何故なら、見覚えがあったからだ。





圭「あんたら、大丈夫か?」




圭哉が声をかけると、固まってしまった私達はハッと我に返った。



綺麗なお姉さんは私の肩をガシッと掴んで、




?「あーちゃん?!」




と、目を輝かせて言った。




私のことあーちゃんって言うのは2人しかいない。



もう片方は男の子だったから、もしかして…