すると先輩の手がヒョイッとあたしの手に絡み付いた




「はぐれないだろ?」




コクコクと頷くしか出来ない…




心臓があり得ないくらい素早く動いていた。




「ずっと離れないでいろな」




「…はい///」




花火の連発より、あたしの心臓の方がよっぽど早かった。




ずっとこうしてたいって思った。




終わり