翌日、夕方のギリギリまで海で遊んだ。 帰り道のバスでは、後部座席に4人で並んで座り、直ぐにみんな眠ってしまう。 途中で目を覚ました真は、隣の雪を見ながら思う。 ( こんな傷付けられて、それでも、まだ、アイツが好きなわけ?) 真は、寝ている雪にキスをした。 「 俺と付き合えばいーじゃん。」 ボソッと、真は言った。