代休の二日間、湊からの連絡はなかった。 しかし、屋上での出来事を思い返すと、幸せと恥ずかしさで身体が熱くなる。 湊はまめそうな性格にも思えない、連絡がない不安も頂きつつ、湊の事ばかり考えて過ごした。 久しぶりの登校日 雪は朝から女子達の噂に耳を疑った。 それでも、間違いだと信じて教室に入る。