また夢で紀優と会う日までに、この捻くれた思考は治ってくれるだろうか。 本当は、お似合いのカップルだった・・ カップルなんだって大声で言いたいんだよ。 辰「どちらへ?」 彼女の必死な声に、思わずクスっと笑いながらそう言った。 電話越しに戸惑う彼女は、どこか君と似ていた。 fin.