意識ははっきりとしているものの、ぐったりとしている姉貴。
それを支える水無月。
明らかに動揺している徹と泰助・・炎硫の皆。
悠は・・・涙を流しながら不気味に笑っていた。
悠「ックククク」
紀「・・ゆ・・う?」
悠「ッハハハハハ。最高。紀優、これがお前の罪。これからはお前が標的だ。・・それと、約束、・・破ったらお前を殺す」
そして悠は倉庫を出て行こうとしていた。
徹「オイ待て!逃げんのか悠!!」
悠「今回は引き分けとでもしとこう。また、会おう」
そう言い残して悠は去っていった。
水「大丈夫。今から行けばギリギリだ。紀優。俺救急車を呼んでくるから此処で紗奈恵を気を失わない様にしろ!!」
紀「う・・うん!」
そう言って水無月は出て行った。
私はもう、終わったと思い、油断していた。



