「あの子ね
わかりやすいのよ。」
ポツリと先生は
呟いた。
「私は今まであの子たち
目当てで私によってくる
たくさんの女の子を見てきた。
だからわかるのよ。
あの子が1番歪んでるのもね…」
驚きで声が出なかった。
「助けてあげられなくて
気付いてあげられなくて
本当にごめんね…」
先生の目には
涙が溜まっていた。
「保健室にほとんどいると
気づけないことがたくさん
たくさんあるから…。
ごめんね…。」
綺麗な涙をながしながら
謝る先生。
何を言えばいいのか
わからず声が出せない。
「それより大丈夫なの?」
優しく私のお腹を触る先生。
「だいぶはれてるね
ちょっと冷やそうか。」
そういって先生は
ゆっくりと立ち上がった。

