あの子は、夜月を
騙している。


でも、夜月は
私が話しかけようが
一切何も聞いてくれなかった。



ハッ…。
前のこと考えてたら
いつの間にか
こんなところにいたんだー。





ビューッと強い風が
吹いてくる中
ここで終わりにしよーかなと
考える自分。




もう疲れたんだ。
許してくれるよね?



ごめんなさい
約束守れなくて。


今からそっちにいくよ
お姉ちゃん…お母さん…