天使と悪魔









そして私達は各教室へと足を運んだ






「またね!」




「じゃあな!」






そう言ってみんなと別れた








1人残された私






1人の教室は嫌い





つまらない






「はぁー。退屈だなー。」








それから20分くらい教室を行ったり来たりの繰り返し







やることもなく私は外へ足を運んだ








「本当にいい天気」








嘘も偽りもない真っ青な空






私のすべてを見透かしてるみたい










「あれ?!あいつ人間じゃね?!」








外で体育をやっている生徒たちが一斉に私に注目する