気づいたらそんなのが日常になって、時々学校はサボって、ほとんど家にはいなくなった。
でもそれでも、まだ親父は俺がこんな生活を送ってるって気付かねぇ。
都合がいいことこの上ないけど、ちょっとムカついたのも事実だった。
──────そんなこんなで、高校1年3学期の中間テストがいつの間にかやってきて、難なく解けるものばかりだったけどわざと白紙で提出した。
返ってきた、全て0点の最底辺なテストを見て俺は、なんでか達成感に包まれた。
今日できっと、親父と会うこともなくなる。
きっと担任が電話したんだろう。
授業中だというのに、ずかずかと教室に乗り込んできたその男を見て俺は鼻で笑った。
いつぶりかに見た息子の変貌した姿に、驚きを隠せないというように目を見開く親父は間抜けだった。
『茜っ…!お前、なんでこんなことをした…!!』
『……』
『おいっ!!!』
『……授業中だって言ってんだろ、うっせーな』



