真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】


気づいたらそんなのが日常になって、時々学校はサボって、ほとんど家にはいなくなった。



でもそれでも、まだ親父は俺がこんな生活を送ってるって気付かねぇ。


都合がいいことこの上ないけど、ちょっとムカついたのも事実だった。




──────そんなこんなで、高校1年3学期の中間テストがいつの間にかやってきて、難なく解けるものばかりだったけどわざと白紙で提出した。





返ってきた、全て0点の最底辺なテストを見て俺は、なんでか達成感に包まれた。



今日できっと、親父と会うこともなくなる。




きっと担任が電話したんだろう。



授業中だというのに、ずかずかと教室に乗り込んできたその男を見て俺は鼻で笑った。



いつぶりかに見た息子の変貌した姿に、驚きを隠せないというように目を見開く親父は間抜けだった。



『茜っ…!お前、なんでこんなことをした…!!』


『……』


『おいっ!!!』





『……授業中だって言ってんだろ、うっせーな』