浴びる視線。
先公に注意されたから反抗的な態度をとってやったら、親に電話されて。
でも、親父は俺が髪を染めたなんて信じてないといった様子で、軽く謝ってる声が漏れて聞こえた。
家で顔をあわせることもそんなにねぇし。
あるとしたら、テストの結果が出るときくらい。
そんな状況をいいことに、俺は着々と家を出る準備を進めた。
何回かに分けて、俺は倉庫の空きスペースにいろんなものを運んでいく。
反抗した後は多分家に居れなくなるし、居たくもねぇって美影に言ったらその部屋をくれることになった。
さすがにベッドは運べねぇから、新しいのを買って近くまで届けてもらって。
今まで使わず貯めていた小遣いと、通帳を見ると結構な額が入っていた。
そのお金を使って、バイクの免許を取る。



