そう思った時には、ドサッ!!私はベンチに体を打ち付けていた。
寝っ転がるような体制の私と、上から私を眺めてニタニタ笑う気持ち悪い男たち。
打ち付けた体は痛いけど、今しか逃げられない。
…今なら油断してる。
私は腕に力を込めて、素早く上半身を起こした。
間を空けずに足を動かして、正面にいるやつの腹筋にめり込ませるために力を込めて膝を曲げて。
そいつの腹筋めがけて、思いっきり伸ばす。
────────直前。
「ガハッ…!!」
目の前の二人が横に吹っ飛んだ。
驚きを隠せない、私と他の四人の男。
二人がいた場所には、長い足。



