真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



「お、おねーさんそんな怒んないでよー」


「可愛いからイイコトしてあげるってだけだってば」



ほんとに、心に余裕がなくなる。

まとわりつく視線が気持ち悪い。


肩に置かれた手が気持ち悪い。

こいつら全部、気持ち悪い。



気持ち悪い。


「いい加減、離せっ!!」



暴れて、肩に置かれていた手をパシンと振り払って、走り出した。






──────けど。


私の反抗的な態度にムカついたらしい男は、素早く私の手首をグイッと引っ張ってきた。



「っ、イタッ…!?」


「もう無理やり連れてこうぜ」


そう言った一人の男の言葉で、他の男達も動く。




「っ、」


私の反応が遅れたせいで、私の両腕は2人の男によって封じ込められてしまった。