「うー…調子乗って買いすぎた…」
重いーなんてブツブツ言いながら来た道を辿っていく。
そしたら通りかかった公園でたむろっていた不良にまさかの──────絡まれた。
「ねーねー、おねーさーん」
「おーい、君だよキミ!」
……よし、無視しよう。
ああいうナリヤンは無視するに限る。
ああでも本当はナリヤンじゃなくて族関係者だったらどうしよう。って、そっちの方がマズイか。
そんなことを瞬時に考えながら早足に公園の前を通り過ぎる。
…ひゃっほー!しつこくなくてよかったー!
なんて考えてフーッと息をはいた。
と、同時に肩にガシッ!!という衝撃がきた。
あ。やばい。
私今、人生で一番冷や汗流してるかも。
「おねーさん、聞こえてるんでしょー」
「なにしらばっくれてんだよ〜」
「ワタ、ワタシノコトダトハ、チョット、オモワナクテ」
逃げたいです、切実に。
汗ダラダラにプラスして激しいカタコト。
………うん、これは嘘だってバレたな。



