真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】


「えっ、じゃあホントに、ひぃちゃんいなくなんねぇのか?」


「そうだってば!」



私がはっきりとそう言えば、みんなは一斉に厳つい顔を泣きそうに歪めた。



「ま、まじかよっ……」


「茜さん!よかったっすね!!」



南が、少し離れたところに立ってる、幹部のみんなの方を向いて言った。




そんな南の言葉に茜が耳を赤くして、


「な、なんで俺に言うんだよ!」


焦ったように言ってるのを見てクスリと笑う。





────ねぇ、茜。




もしこのピンの意味を知ってて私にくれたなら。




────思い出になんか、させないよ。