中哉が、私の頭を指差して目を細めて笑いながら、
「お前それ、愛されてんな」
と言った。
でもわからなくて、キョトンとして尋ねる。
茜にもらった、太陽のピンのこと?
「なにが?」
「なにがって、それ白龍の誰かから貰ったヤツじゃねぇのか」
「そうだけど…」
「太陽にはめ込まれてる宝石、シトリンだろ。そのピン、有名なブランドのやつで。シトリンの意味は────…」
中哉が、シトリンの意味を教えてくれて。
私が目を見開いた時。
どこからかたくさんのバイクの音が聞こえて。
その音はだんだん、大きくなって。
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