真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】




ねぇ、あんた達の望んでないことを言ってあげるよ。


きっと私にこっぴどく捨てられたら、スッキリできたんだろうけど。


させてあげない。


私のせめてもの、嫌がらせ。





「私を、裏切ったこと。
信用できなかったこと。

一生悔いながら───幸せに、なってよ。

それと、みんなのおかげで私白龍に会えたから、それだけは────ありがとう」



濡れたままの頬を、上にあげる。



笑顔を作ってそういえば、夕が悔しそうに、でもどこかすっきりした顔で目を潤ませながら、


「嫌味なヤツだな、ホンット」


そう、呟いた。



「それ、褒め言葉でしょ?」



笑って言えば、ため息を吐かれた。