子供みたいに駄々をこねるのは、終わりにしてよ。
私の目からは勝手に涙が出て。
頬を伝って、グレーの床を黒に染めた。
「いい加減に、してよ…!分かってるでしょ…!?もう、止めてよ。全部、終わりにしようよ。篠原柚姫、アンタのやったことは────“間違い”だよ」
「私は、わたし、は……」
「これからも同じこと繰り返されたら、なんのために私たちが傷ついたのかわかんないじゃんか…。もう、あんたも終わりにしようよ。
お子様なのは、独りよがりなのは、これ以上人を傷つけるのは、もう。
────終わりにしようよ」
「わた、し……」
もう、終わりにしよう?
篠原柚姫が、へたりと床に座り込む。
そして、片方の目からポロリと涙をこぼした。
ねぇもう、同じことはしないでしょ?



