「なんでよ…!!!私のこと一回は好きだったくせに、みんなそうやって手のひら返して!!!何が悪いのよ!?欲しいものを手に入れただけ、それの、何が悪いの?せっかく、みんな私のものになったハズだっ─────」
────パンッ!!
聞いていられなくて。
私は、怒りで目を潤ませながら篠原柚姫の頬を強く叩いた。
あんたが心に何を抱えてるとか。
あんたの過去に何があったとか。
そんなの知りたくもないけど。
知る気もないけど。
─────間違っちゃったら、“ごめんなさい”だ。
それだけ、言えばいいんだよ。
……一番の分からず屋は、あんただね。



