真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



「便乗するみたいで悪いけど、本気で思ってるから。…ごめんな」


海くんの、傷ついた声。





「──いいよ、謝んなくて。
許す気なんて、ないから」




冷たく言ったつもりだったのに。


言うつもりだったのに。


私の声も、震えていた。



でも、一番責めなくちゃいけないのも、一番気づかせなくちゃいけないのも、青嵐のみんなじゃなくて。



全部の原因の。




「ねぇ、篠原柚姫────あんたの所為なんだよ、全部。分かってるでしょ…?」



ずっと、黙って。


俯いてた、あんたなんだよ、篠原柚姫。


でも、私の声は聞こえてるはずなのに反応してくれない。