「…わかんだろ」
横目で睨むように見られてどきりとする。
「く、くれる…ってこと?………いやぁ、まっさかぁ〜」
んなわけないよねー、ヘラヘラ笑っていれば、茜が何かを呟くけど。
「うへ?なんていったの茜?」
聞こえなくて聞き返す。
そうすると茜はまた私から目線をそらして呟いた。
「っ、だから。……やるって、言ってんだろ」
照れたように、ぶっきらぼうにそういった茜に私の頬は、柄にもなく赤くなった。
「こ、こんな可愛いの、くれるの…?」
「だからそうだっつの!」
…ばか。
こんなの貰ったら、期待するよ。
手の中にある、可愛いピン留めを視界に捉えたら。



