「──────うわぁあっ美味しそう!!」
それから食事をするらしき部屋に集まって。目の前に置かれた食事に、私は目をキラキラと輝かせた。
「…エビだ」
隣でボソッと呟いた美影が無表情をほんの少し崩して呟いた。
なにその顔、可愛すぎ。幼稚園児か。
この子、敵の暴走族に「エビ好きなだけ買ってやるから族解散してくれ」って言われたら本気で悩むんじゃないかと思う。
にしても、本当に美味しそうなご飯だ。
目の前に置かれた、新鮮な魚ののった海鮮丼。
ひじきの煮物に、アサリのお味噌汁。
わかめときゅうりの酢の物。
海の食材を生かしたって感じ。
味ももちろん美味しかった。
私は好きなものは後に残す派だから、半分くらい海鮮丼を食べて、最後の最後に美味しく頂こうと思って食べかけの海鮮丼を奥に追いやった。
なのに。



