真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



綺麗な金髪が見えて、私は呟く。




「茜…」



「よう」



「早いね?みんなは?」



扉を閉めて入ってきた茜は、椅子に座った。



「もう少ししたら来る。…お前は、もう身体平気か?」



私の首を見ながら、いつもより優しい声でそういった茜に私は一瞬言葉に詰まった。



「っ、うん、もう平気!」



「こっから青嵐の倉庫まで、歩きだよな?何時に出んだ?」



「9時半前に出ようと思ってる」



「そっか」



そう呟いた茜は、やっぱり寂しげで。


私が青嵐の方にいっちゃうとか思ってるんだろうなぁ。


そんなわけないのにな。