綺麗な金髪が見えて、私は呟く。 「茜…」 「よう」 「早いね?みんなは?」 扉を閉めて入ってきた茜は、椅子に座った。 「もう少ししたら来る。…お前は、もう身体平気か?」 私の首を見ながら、いつもより優しい声でそういった茜に私は一瞬言葉に詰まった。 「っ、うん、もう平気!」 「こっから青嵐の倉庫まで、歩きだよな?何時に出んだ?」 「9時半前に出ようと思ってる」 「そっか」 そう呟いた茜は、やっぱり寂しげで。 私が青嵐の方にいっちゃうとか思ってるんだろうなぁ。 そんなわけないのにな。