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「ん、まぶ、し…」
目を、薄っすらと開く。
そして入ってきた光に、私は顔を歪めた。
そのまま顔の向きを変えようすれば、
「日向!?」
「えっ!?日向ちゃん起きた!!?」
突然、眩しい光は遮られて。
代わりに大きい声が耳の鼓膜を震わせた。
目をゆっくり開く。
寝起きの働かない脳をなんとか回転させて、
「あかね…?あさひさん…」
そう呟けば周りの景色がいつもと違うことに気がついて、私は飛び起きた。
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