真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】




そして、美影の攻撃を避けて間合いをとって。




喧嘩の途中だっていうのに、私に目を向けた中哉は。






「俺は、全部、気づいてた。分かってたんだ、ホントは」






そう、言った。



私は目を見開く。




「中哉、おまえっ…」



青嵐の幹部が、動揺して。



その隙に白龍のみんなが動いた。



青嵐はよろめいて体制を立て直すけど、きっともうすぐ終わるだろう。



中哉は、美影の強い一撃を食らって座り込んでいた。




形勢は確実に白龍に傾いた。



よかった、なんて安心していたのも束の間。




「なんでよっ…!」



そう呟いた篠原柚姫に首を絞められて、壁に追い込まれた。