本当は自分のことなのに、自分で喧嘩に混ざれないのがもどかしいけど。
…けど、白龍のみんなは私のそんな気持ちを全部分かってくれてるみたいに、怒った顔で、殺気に満ちた顔で。
私の代わりに戦ってくれてて。
涙が溢れそうになった。
見てるだけでわかる、青嵐と白龍じゃ、強さが違う────。
戦力の話じゃなくて、心の強さが。
私たちは正しいことを貫いてる。
違うと気づいてるのにそれを迷いながら貫こうとしてる彼らとは、違う。
「負けるわけが、ないよ」
ポツリ、呟けば、今だに迷ったような顔をしてる中哉が目に入った。



