真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



ずるい?そんなの知らないよ。


ずるいのはあんたたちだもん。




あんたたちには、勝たせない。




なかなか決着のつかない喧嘩に、私はスマホを握りしめる。



殴っては、殴られて。


避けては、避けられて。



だんだん、スピードも無くなってきていた。




「てめぇ、そろそろ、くたばれよ」


「それは、こっちのセリフ」




息の上がった茜の声を聞いて、私は、茂ってやっぱり強かったんだと再確認する。



でも、ちょっと茜の方が押しててホッと胸をなでおろした。




そんな時、カランと何かを拾う音がして、私はそっちに視線を向けて。



目を、見開いて。