口から出た声も、酷く冷たかった。
奪うって、何?
白龍は、物じゃない。
それにもし、白龍の仲間になれるんなら、なってみればいい。
私と白龍を離れさせられるんなら、やってみればいい。
そんな事、心配してない。
そんな事よりも。
スッと、冷たくなった目で篠原柚姫を見つめれば、そんな私の様子に気づいてか、篠原柚姫はビビったのを隠すように無理やり口角を上げた。
「な、何?マジになって。あ、わたしにビビってるんでしょ?奪われちゃうのが怖───「何言ってんの?まだそんなこと言えるって、どんな神経してんの?自分がした事がどれだけの人を傷つけたか分かってないの!!?」
私の声は、気づいたら大きくなっていて。



