真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



口から出た声も、酷く冷たかった。



奪うって、何?


白龍は、物じゃない。


それにもし、白龍の仲間になれるんなら、なってみればいい。


私と白龍を離れさせられるんなら、やってみればいい。



そんな事、心配してない。



そんな事よりも。



スッと、冷たくなった目で篠原柚姫を見つめれば、そんな私の様子に気づいてか、篠原柚姫はビビったのを隠すように無理やり口角を上げた。



「な、何?マジになって。あ、わたしにビビってるんでしょ?奪われちゃうのが怖───「何言ってんの?まだそんなこと言えるって、どんな神経してんの?自分がした事がどれだけの人を傷つけたか分かってないの!!?」




私の声は、気づいたら大きくなっていて。