「じゃあスマホも返したことだし、幹部同士一対一で戦おうよ。終わった時、立ってる人数が多い方が勝ち。もうこれ以外勝敗決まんないし、どう?」
そう言いながら、みんなに目線を移す茂。
それに青嵐のメンバーは同意する。
でも白龍のみんなは頷かないで、
「それよりも、もっと大事なことがあんだろーがよ」
と低い威圧的な声でそう言った。
キョトン、という顔をする茂は、わかってるのにわからない振りをしてる。
とぼけないでよ、分かってるくせに。
「全部教えてあげるよ、あんたたちの姫の本性も、私と白龍の関係も。喧嘩するのは────それからでもいいでしょ?」
でも、そんな私をみて、茂は再度笑って。



