真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



「な、何用ですか…?」



ちょっと朝陽さんの後ろに隠れながらそう言う。


身長が高いせいもあって威圧的すぎる、怖すぎる。




「そんなビビんじゃねーよ。おい朝陽、この子が言ってた子が?」



「そう、茜と一緒にお前らと同じ倉庫行くからな」



「マジで?喧嘩できんのかよ?」



「できるできる、見かけによらずね」



「ふーん?頼りにしてるぜ」




この人絶対信じてないななんて思いながら、「お、おうよ!」返事をしたとき、誰かの腕時計から9時を知らせる音が鳴って。





まだ緩さの残ってた空気が、ガラリ、変わった。



座ってた人は立ち上がって。

タバコを吸ってた人は、地面に落として足で踏みつける。



鉄パイプを拾い上げる、カランという音が不気味に鳴った。




そして一言。