「うわー、ならよかったな!まじで!」 「ひぃちゃん、心配させやがってこのー」 「ほら、茜!早く出てやれよ!日向よかったな!」 「わーってるって」 みんなが口々に話す中、茜もよかったなという風に私を見て、画面を触って耳に当てた。 「あー、もしもし」 ────でも、そんな顔も。 そんな空気も。 全部、全部全部。 ─── 一瞬で、砕けた。