ミッキーが俺も探すよと言って手伝ってくれて。
──探し始めてから、10分が経った。
気づいたらみんな探してくれていて。
なのに見つからない。
最初は落ち着いてた私だけど、あまりにも見つからなくってだんだんと焦ってきていた。
「まって、本当にない。どうしよう……カバンに入れなかったっけ?学校にあるのかな?」
「ひぃちゃん、落としたりしてねぇ?」
「うーん、カバンに穴が開いてなければ…」
「開いて…ねぇなー」
「あの女子っぽいスマホ、俺らが間違えてしまっちゃう訳ねーし」
「な、なぁ日向。これ、もし、交番とかに届けられてたら……」
横でモヤシダさんに呟かれて、私はサァッと青ざめた。



