て、てゆーか、今更だけど、こ、こんなみんなを不安にするようなこと言っちゃって大丈夫だったかな!?



ハッとして茜を見れば、茜とパチリと目が合った。



「あの、あかねっ」




不安げに茜を見れば、茜は長い手を伸ばして私の頭をポンポンと叩く。



茜の指にはめられたゴツめのアクセが私の頭に少し当たった。



それと同時に、久しぶりに意地悪じゃない笑顔を私に向けて、



「ヘーキだから、また不安そうな顔してんじゃねえよ。今の話のおかげで俺らも準備整えられる。安心してろ」



こんなことを言うもんだから。



…ああ、もう。




「っ、うん」




揺れる声で返事をして、私は素早く茜から目をそらした。