真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】




切なげな顔を隠すように、口角を上げた伽耶にわたしもごめんって気持ちを込めて笑った。





「────よし、じゃあ、ラストの6限目頑張ろっ」



「うん、そだね」




伽耶が自分の席に向かって歩き始めた。




周りの人たちとは違う空気が、私たちを包んで。



揺らしてく。




もうすぐ、全てをかけたソレが始まって、そして全てが終わるのだと頭では理解してるけど。


心がついていかない。



緊張と、動揺と、不安。




それでもきっと、彼らも、私も、始まりの音が聞こえる1秒前まで。





────ただただ、笑う。