真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】


はめていたカバーが外れて、カラカラ音を立てる。



スマホの本体は、私の後ろの方に滑っていった。





まって、まさか────。




「おい、なんか落ちたぞ」




拾う、音が聞こえる。



嫌だ。やめて。


まって、ダメ、触らないで。



全身がひやりと冷える。



勢いよくバッと振り返ったけど、遅かった。



中哉の手に拾い上げられて。




「これ────」




裏側に貼り付けてあるみんなで撮ったプリクラは見られて、それも運悪く中哉の指が触れていた。


「…っ」