真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



何も言わない彼らに背を向けて、動揺を隠しながら教室へ向かって歩き出す。




「っ、おい、まて!もし交戦で俺らが勝ったらお前、篠原柚姫をいじめてましたって全校生徒の前で言って謝れよ!!」




「負けたら、ね。いいよ、私たちは負けないから。それじゃあもし私たちが勝ったら。────解散してよ、青嵐」




「はっ!?お前、ふざけ 「いいぜ、受けてやる」 おい、夕!!」




後ろで騒ぐ彼らを無視して、私はまた歩き始めた。



まださっきの動揺が収まらない。



…本鈴はまだなってないよね。





でも、時間を確認しようとスマホを取り出す時、



「っ、あ」



隠しきれない動揺が気を抜いた時に現れて。





─────ゴトンッ……カラカラカラ





スマホが手を滑って、落ちた。