真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



その様子に、私も少なからず動揺してしまった。


だって、あと2日くらいは、あの噂はこいつらの耳には届かないと思ってたのに。


こいつら、もう、知ってる。


だからそんなに動揺してるんでしょ?




私の思ってた以上に、交戦の日は近かったのかもしれない。


もう、目の前。本当にもう手の届く距離に交戦の日が迫ってきてたんだ。



それじゃあ私、今何かされてもおかしくないんだ。



こいつらはどうやって交戦をふっかけてくるんだろう。


誰かを人質にとる?それとも呼び出すだけ?でも、どうやって?




───油断は、できない。



私が人質にされる可能性は低いけど。



私、今すぐこの場所を立ち去った方がいいのかもしれない。





「…じゃ、私、急いでるから」