その様子に、私も少なからず動揺してしまった。
だって、あと2日くらいは、あの噂はこいつらの耳には届かないと思ってたのに。
こいつら、もう、知ってる。
だからそんなに動揺してるんでしょ?
私の思ってた以上に、交戦の日は近かったのかもしれない。
もう、目の前。本当にもう手の届く距離に交戦の日が迫ってきてたんだ。
それじゃあ私、今何かされてもおかしくないんだ。
こいつらはどうやって交戦をふっかけてくるんだろう。
誰かを人質にとる?それとも呼び出すだけ?でも、どうやって?
───油断は、できない。
私が人質にされる可能性は低いけど。
私、今すぐこの場所を立ち去った方がいいのかもしれない。
「…じゃ、私、急いでるから」



