4つの机の一つにカバンをおいて、窓を開けてから椅子に座る。 ふわっと入ってくる風が気持ちよくて、ぼーっと空を見ていた私は、こくり、こくり、舟を漕ぎはじめた。 眠気に最初は抗ってたけど。 …べつに、寝ちゃいけない理由もないし、いっか。 3限には、起きればいいよね。 そう思って、机に突っ伏して目を瞑った。 ────……… 「────なた、ひなた。ひなた」 「んー…?」 伽耶の声がだんだん大きくなる。 体を揺さぶられてる感じがして、私はゆっくり目を開いた。 …あれ?私…。