この学校の男子半分は少なくとも青嵐だし、もちろんこの学校の女子と付き合ってるヤツも、いるだろうし。
まぁ、今までは夏休みだったから、広がらなかったものの。
────学校が始まったら広がっちゃうのは当たり前。
私の予想が正しければ、だけれど。
でもそっか、篠原柚姫は何も知らないのか。
噂はどんどん広まっていく。それはもちろん、すごい速度で。
それに比例するように、青嵐の幹部が選んだ────というより、作り出した間違った道は、もう、目をつぶって耳を塞いで通ることはできなくなるんだ。
だって、噂が広まれば広まるほどに、彼らの進む道はどんどん崩れてもろくなっていく。
明日には、きっともう道じゃない。



