真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



なんて、茜には絶対に言わないし言えないけど。



ほんのちょっぴり、軽くなった心を感じながら、私はまた歩き始めた。



みんなから離れた位置を歩く私と美影に手を振って、


「そーちょー!!」


「ひぃちゃん、総長早くー!!」


なんて叫んでいるみんなが見えて、私は「ぷっ」て笑ってしまった。


だから、総長なんていったら怪しい雰囲気ぷんぷんだってば。


それも大声で叫ぶって重度のおバカさんだ。




まぁ、素直でちょっとバカなのがみんなのいいところなんだけど。



そんなことを考えてる内に、私の顔には笑顔が浮かんでいた。




海が見える位置までもう少しなのに。



私の顔は笑顔だった。




怖い、けど。



みんながいれば、きっと大丈夫だ。




「今行くー!!」