なんて、茜には絶対に言わないし言えないけど。
ほんのちょっぴり、軽くなった心を感じながら、私はまた歩き始めた。
みんなから離れた位置を歩く私と美影に手を振って、
「そーちょー!!」
「ひぃちゃん、総長早くー!!」
なんて叫んでいるみんなが見えて、私は「ぷっ」て笑ってしまった。
だから、総長なんていったら怪しい雰囲気ぷんぷんだってば。
それも大声で叫ぶって重度のおバカさんだ。
まぁ、素直でちょっとバカなのがみんなのいいところなんだけど。
そんなことを考えてる内に、私の顔には笑顔が浮かんでいた。
海が見える位置までもう少しなのに。
私の顔は笑顔だった。
怖い、けど。
みんながいれば、きっと大丈夫だ。
「今行くー!!」



