威圧的に、フッて笑いながら言えば、篠原柚姫は目を見開く。
なんだか私の方が、悪いヤツみたいなんだけれど。
でもこの子に……コイツに、優しくなんて、いつもの私でなんて、接してあげることはできないんだ。
「っ、調子のりやがって…!なんでこの噂が…、絶対広がるはずなかった真実が、広まってんのかって聞いてんの!」
「逆ギレしないでよ、私のせいじゃないよ。“知っちゃったヤツ”がいる、それだけでしょ。────あんたのボロのお陰でさ」
「は、そ、んなわけないじゃん!!私がボロなんか出すわけない!!嘘だ、あんたでしょ?あんたがなんかしたんでしょ?言え!」
「もー、嘘なわけないじゃん。私が真実をいくら言ったって信じてくれないヤツばっかりじゃんこの学校。それを知ってんのに、本気で私がこんな噂流したとか思ってるんなら。……それはけっこう、お馬鹿さんだ」



