真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】



よっこらせ、なんて1人でいってお尻をパタパタと払って、カバンを持ち直して。



そこでやっと、周りの目線と空気に気づいた。




「えっ」




一瞬戸惑ったけど、今の雰囲気を瞬時に理解して篠原柚姫の顔に目線を移す。



私と目があった篠原柚姫は、口を悔しそうに歪めながらギリッと私を睨みつけてきて。



「っ、ちょっとついてこいよ」



ボソリと私の耳元で呟いて歩き出した。



まだホームルーム始まるまで時間もあるし…。


嫌がらせなんかしてきても今の私には意味ないし、別にいいか。






────それに、茜に言われてたこともあるし、好都合。





ポケットに手を突っ込んでソレを操作して「よし」聞こえないように呟いた。