真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】




なんとなく。本当になんとなくだけど、いつもと浴びせられる目線が違うかもしれない。


蔑むような目だけだったのに。


どこかに動揺を交えてる人がいる。




いつもと違う感じに、私もまた少なからず動揺したけど。




…って、いやいや、私には関係ないよね!


気を取り直して、私はまた床に目線を向けた。




誰に真実が広がろうが、誰が“真実”を信じようが。



だって交戦はあるんだから。



教室の前について下へ向けていた顔を上げて、扉に手をかける。




でも、私が扉を引く前に、ガラガラガラッと勢いよく向こう側から扉が開いて、人が出ていた。



そこにいたのは、篠原柚姫。


ぶつかりそうになって、私はびっくりして目を見開く。


篠原柚姫も、予想外だったのか目を見開いた。