真実と嘘〜Truth or Falsity…*〜【下】




茜に続いて、部屋から出て行こうとしていたまーくんを引き止めれば、まーくんは一回足を止めて「おう!」と返事をしてからまた歩き始めた。






みんなが部屋から出て行く。



その背中を私は、まだ止まったまま見つめた。



そして、心の中で呟く。





私の過去を聞いても、変わらないでいてくれて、ありがとう。


私を前に進ませてくれて、ありがとう。


沢山甘えさせてくれて、ありがとう。


過去を、受け入れてくれてありがとう。



ねぇもう、“私、強くなったよね?”なんて考えないで。


“私は、強くなった。”そう、思っていよう。



罪悪感を感じてでも、幸せになるんだ。私は。


違う、ならなくちゃいけない。